Latexの環境構築
論文を書くseasonになりましたので、Latexの使用に関して少しまとめておきたいと思います。
そもそも、英語で論文を書くのが当たり前の時代ですが、
Mac(OS 10.9.2)の場合にはmactexというツールをまず、インストールしなければいけないです。
インストールするときに、特にカスタマイズ設定が必要がないです。
インストール完了したら、command lineで簡単に操作できますので、
ここは省略します。
command line で操作したい方には
「文書処理システムlatex2e」という本を参考すればよいだろう。
ではでは、GUIツールを沢山あるので、
TexShop Texworks TexStudio Texmaker Texnicle などがあります。
皆はそれぞれですが、
当方は一番簡単なTexShopの設定方法をまとめておきます。
補足:
latexコマンドとplatexの違いについて、知っとかないといけないですね。
情報処理学会に論文を投稿するためには、
platexを使用する必要があります。
まずtexshopの preferencesを開いてもらって、
set Default Values の所(一番左下)pTex(\(\(ptex2pdf) を選ぶこと。
encodingの所(右中)にJapanese(Shift JIS X0213)を選ぶこと。
次、Typesettingに移り、Default Commandのところに Command Listed Below を選んで、pLaTexを入力する。
Default Scriptの所に、Tex+DVIに替えること。
最後、Engineの修正。
「Path settings」を /usr/texbin に
「TeX + dvips + distiller」の「Latex」を「simpdftex platex --mode dvipdfmx --maxpfb --extratexopts "-file-line-error -kanji=sjis" 」(EUCの書類を扱う場合はkanji=eucにする)にこの2つの設定で動くはず。
検討を祈ります。
ちなみに、英語を書く場合には、個人的にはonline のsharelatexが好きです。
テンプレートも多いし、当方にとっては少しやりやすいかもしれないです。ただ、ネット環境が弱い場合には要検討。
もちろん、編集ツールを使っても構いません。